「AIDMAの法則」とは、販売・広告の実務書の著者「サミュエル・ローランド・ホール」さんが示した広告宣伝に対する消費者心理プロセスのそれぞれのアルファベットの頭文字をつなげたもの。
消費者は、商品の存在を知り(Attention)、興味を持ち(Interest)、欲しいと思い(Desire)、記録し(Memory)、購買(Action)に至るというもの。
これに似たものとして、「図解 実戦マーケティング戦略」の著者「佐藤義則」さんが示している「マインドフロー」というものもある。
この「マインドフロー」には、商品やサービスを知らない状態から、熱狂的なファンになるまでに7つの関門がある。
① 「認知」 存在を知らない。知っていただく。
② 「興味」 存在は知っているが、興味を持っていない。興味を持っていただく。
③ 「行動」 興味はあるが、行動(来店、資料請求など)しない。行動していただく。
④ 「比較」 競合製品と比較するが、買わない。購買という決断をしていただく。
⑤ 「購買」 お金を払って買うが、使わない。使っていただく。
⑥ 「利用」 使ってみるが、愛情を持つまでいたらない。
⑦ 「愛情」 ファンになってリピートしたり、口コミでまわりに薦めたりする。
AIDMAは、購入までのプロセスですが、マインドフローはリピート購入や口コミまでの流れを想定しています。
ついつい、どのようにサイトを見やすく、購入しやすくするかなどといったことにばかり意識が行ってしまいますね。
ネットショップなどを作る際、サイト作りだけでなく、存在を多くの人に知ってもらうSEO対策やリピートをしてもらうためのメールマガジンなど、これらの法則に照らし合わせながら、1つ1つ確認することも忘れないように。
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